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【インターンシップ経験者インタビュー】27歳のCEOと25歳のCOO、起業家の出発点


優秀で尖った人材が互いに刺激し合い、将来を考えることのできる場が、ワークスのインターンシップ。そのインターンを経て、その後起業した株式会社アカツキの塩田元規氏(起業当時27歳)と香田哲朗氏(起業当時25歳)をお招きし、当社CEO牧野との対談を行いました。

塩田元規氏 Genki Shiota 株式会社アカツキ 共同創業者 代表取締役CEO

香田哲朗氏 Tetsuro Kouda 株式会社アカツキ 共同創業者 取締役COO

牧野正幸 Masayuki Makino 株式会社ワークスアプリケーションズ 代表取締役CEO

(写真左から、塩田氏、牧野、香田氏。WAPの「W」ポーズをしていただきました)

株式会社アカツキ

2010年創業。「感情を報酬に発展する社会」という社会ビジョンを掲げたスタートアップ。モバイルゲーム事業とリアルライフ領域としてのライブエクスペリエンス事業を通して、ゲームの力(=人の心を動かす力)を使ってワクワクする体験や自発的な活動を生み出すことで、社会ビジョンを実現することがミッション。2015年には「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 日本テクノロジー Fast50」において50位中1位を受賞。「アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」では2期連続受賞、 日本企業勢の中で2位にランクイン。


ワークスなんて好きでなくたってかまわない

塩田氏(以下敬称略) 僕は2006年に参加しました。確か当時は数千人ほどの応募があって、選考を経てやっとインターンに参加できるようになるのですが、僕の会場には300人ほどいましたね。

香田氏(以下敬称略) 僕は「面白そうなインターンシップがある」と友達に誘われたのがきっかけでした。当初は報酬がもらえるのでびっくりして興味をもったんですが、インターンの内容をよく知っていくと腕試ししたいっていう気持ちが強くなりました。

牧野 その友達はどうしたの?

香田 それが、選考で落ちちゃったんですよ。結局僕一人で参加しました。

塩田 “選りすぐり”のヤツらばかりだったもんね。

香田 僕は長崎の高専から筑波大学に編入したから、東京には不慣れだった。地下鉄さえビクビクしながら乗ってたから、すごく心細かったです(笑)。

牧野 そうだったの? 言ってるようにアルバイト感覚でも、お金目当てで参加してもらっても、全然いいんだよね。

塩田 僕は優秀な人の中で自分の実力がどのレベルにあるか知りたかったですし、自信はあったものの、もし自分より凄い人がいたら、その人と仲よくなるチャンスだなと思ってました。

牧野 とにかく、優秀な人だけを集めたい。だから、応募動機なんて気にしてないよ。内定を出すことが目的でもないし。ワークスのことなんて好きでなくても、知らなくても、そんなことどうでもいいんです。

塩田 “君は本当にできるのか?” というような、やけに挑発的なメッセージに心をくすぐられたのを憶えてます。単純に勉強するというよりは、徹底的に頭を使ってアウトプットを求められるプログラムでしたよね。

牧野 能力に自信がある人ほど、そういう条件に反応するよね。

塩田 あと、インターンに合格すれば、入社パスがもらえるじゃないですか。当時は、それを聞いて、なんてクレイジーな会社だ、と嬉しくなっちゃいました。起業して失敗しても“保険”になるぞ、って(笑)。

“無茶ぶり”こそ人を成長させてくれる

塩田 他の会社ではなかなかないインターンシップだと思うんですが、どんな経緯で始まったんですか。

牧野 例えばアメリカではハーバード大やスタンフォード大にいる優秀で尖った人材は、まず大企業へは就職しないよね。GoogleやFacebookを選ぶ人も中にはいるけど、それも一握り。それよりも圧倒的に多いのが、シリコンバレーのベンチャー企業でしょ。

香田 やっぱりそうなりますよね。

牧野 なぜかって言うと、ベンチャーに入れば無茶振りされるから。無茶振りこそ一番成長できるからね。もちろん自分への無茶振りでもかまわない。その極端な例が、いきなり経営者になっちゃうことだから。つまり起業するってこと。そういう人も多いよね。

塩田 それ、すごくわかります。それにしても起業は大変でした。ただ、今思えば、実際に起業するまでは、僕も香田もビジネスというものがあまりよくわかってなかったと思います。

牧野 海外の学生を見ると、トップ校の学生はとんでもなく優秀なのは当然ですが、2番手・3番手校でもかなり優秀です。彼らは、ベンチャーに就職したのと変わらないくらい大学から無茶振りされて、4年間ハードに勉強してるんですよ。日本の学生とは卒業時に大きな差がついているのも当然でしょ。無茶振りこそ人を成長させてくれるし、その覚悟のある人ほど伸びるのは間違いありません。

香田 ウチの会社でも、社員を子ども扱いせずに、どこまで覚悟があってやりきろうとしているかを見てます。新卒1年目でも自立していることを求めますし、無茶振りもします。だからこそ成長してますね。

牧野 日本の場合、大企業に入社しても、自分の判断で仕事を任せてもらうまでに長くて10年も待たないといけない。そして、いざ自分が先頭に立とうという頃には年を食っちゃって頭が固くなっちゃってる。これじゃあ、日本には本当に優秀な人の進む道がないよね。だから優秀な人たちに集まってもらって、社会に出る前に無茶振りすることで、自分のキャリアについて考えて欲しいと思ったことが、私がインターンをやろうと思った動機でした。

香田 確かにワークスのインターンでキャリアに対する考え方が変わりました。

塩田 そうですね。キャリアについて考えを深められたおかげで、起業するまでの2年半は、本当に吐くほど仕事しました。僕ほど努力した人はいないって、少なくとも自分では思えるくらいは努力しましたね。

牧野 そんなふうに優秀な人材がキャリアと仕事の本質に気づいてくれれば、いずれ必ず起業する。それは絶対に社会のためになるでしょう。別にワークスに入社しなくたっていいんです。

誰かの指示を受けて動くか、自分でしょい込んでとことん考えるか

塩田 自分でしょい込んでとことん考えなければならないインターンだったから、受ける側としては正直めちゃくちゃきつかったですよ。

牧野 いやいや、我々もきついんですよ、実は(笑)。例えばインターンシップの担当者として指名するのは、各部門のコア人材。本人は従来の仕事を離れ、インターン生につきっきりになってフィードバックをするし、他のメンバーはコア人材の穴埋めをしなくてはならない。部門にとってはエース級の人材がインターンシップに駆りだされるわけですから、死活問題だよね。

塩田 僕が強烈に憶えてるのは、初日です。指示もなければ、教えてもくれない。課題が与えられて、ただ時間だけが過ぎていって締切は迫ってくる。猛烈に焦りました。

牧野 実際のビジネス同等の課題を与えて、方法は教えないからね。誰からも教われないというプレッシャーは凄まじくて、それに潰されないように自分で方法を考えていかなくてはいけないんです。

塩田 多分、ゆるくやろうと思えば、なんとなく終わることはできるけど、本気でやればすごく大変だけど、圧倒的に成長する。徹底的に叩かれて鍛えられました。

牧野 社員のフィードバックも相当シビアだったでしょ? 実はやってる方も本当に大変で、社員の負荷は非常に重いんです。

塩田 シビアでした(笑)でも、そういうストレスが高いけどプロとしてのアウトプットを求められる環境って本当に必要だと思うんです。僕らの会社では「覚悟スイッチ」と呼んでますが、どこまで当事者意識を持って、どこまでしょい込んで、本気になれるかが重要なんです。とことんやりきって、それで磨かれるものって絶対にあると思うんです。

香田 学生時代とは違って、「答えを求めない」というスタンスに早くから切り替えられないと、それが習慣として続いちゃいますよね。

牧野 だからワークスのインターンを経験して社会に出た人は、何があってもびくともしないようになるんだよね。それは、実際のビジネスでは、理不尽にも先輩が何も教えてくれないということをインターンで体験しているからなんです。だから自分でなんとか道を拓こうとする力がついているし、成長する。

塩田 僕らは「やんちゃにやる」ことを大切にしてます。やんちゃな目標を設定した上で、若手に簡単に“How”を教えるのではなく、自分でしっかり考えてもらう。そのプロセスを何回まわせるか、を常に意識しています。20代のうちに、いかに早くその環境を手に入れるかですよね。


パスを取っておけば思いきったチャレンジの保険にもなる

牧野 2人はパスホルダーでしょ?

塩田 僕、実はAパス(※)です。

香田 僕はBパス(※)です…。この話をするのは、非常に悔しいですけど(笑)。

塩田 よく2人の間で、パスの話が出るんです。「僕はAパスだからね」って。Aパスをもらった頃が、人生最大のモテ期でしたね(笑)。

香田 社会人になって思うんですが、パス取得者を横並びで見ていても、パスの精度は非常に高いと思います。ワークスでは、入社パスを手に入れて実際に入社するのは何割ぐらいですか。

牧野 約半数ってところかな。2人は残りの半数ということになりますが、ちなみに2人はなんでウチに来なかったの?

塩田 起業しようと思ってましたから。でも、万が一失敗しても戻れる場所があるのは心強かったですよ。「本当にダメなときにはワークスのお世話になろう」と。

牧野 なるほど。それでいいと思うよ。

香田 僕は3年生で他の会社から内定をもらっていたんですが、ワークスのインターンに参加して、就活をやり直しました。いずれ起業するつもりだったので、あえて自分とはまるでタイプの違う会社に行ってみようと思ったんです。それでコンサルタントを選びました。案の定、タイプ的には合わなかったですが、それはそれで自分の弱みを補完するような学びや成長もありました。

塩田 確かに合ってなかったね~。

牧野 ワークスを選ばなかった中にも優秀な人はたくさんいるし、起業して成功している人も多い。アカツキの2人はそこに入るよね。2人がワークスのインターンで出会って意気投合し、やがて一緒に起業することになったわけでしょ。ワークスに入社しなくても、入社パスを持ったパスホルダーがそうやって活躍することで、社会にとっても大きなプラスになる。

塩田 はい。野球の世界では、野茂やイチローがメジャーで成功して、その後を野球選手がみんなメジャーに挑戦するようになりましたよね。そんなふうに僕らが同期や後輩を刺激するような存在になれたら嬉しいです。

※インターンシップでの課題に対し、成績優秀者には卒業後3年間までならいつでもワークスに入社できる権利として「入社パス」が与えられる。

世界中でインターンシップ卒業生が活躍している

牧野 学生のうちに起業して、万一失敗したら企業に入り直せばいい。30歳での就活なんて、いいと思いますよ。ワークスでは、そんな方も喜んで採用しています。

塩田 僕が起業する前にいったん就職したのは、ゼロからスタートできる確信がなかったからなんです。企業に入って、ステークホルダーが多くいてリソースがふんだんにある中でPDCAサイクルを学べたのは、正直、プラスになりました。

香田 卒業してすぐに起業する人、あるいは学生時代に起業する人は、本当に凄い人が多いですね。高卒でプロ野球か、大卒でプロ野球か、という例えではないですが、その時点で行けるなら行った方がいいと思います。

塩田 条件がそろってて、自信がある人は、ぜひ起業すべきだよね。

香田 ただ、塩田が言ったように、就職という選択肢もデメリットばかりじゃない。会社というプラットフォームを利用することで世の中にスムーズにアクセスでき、情報を手に入れたり社会基準を学んだりできます。社会基準という意味では、1社目の会社が自分にとっての当たり前の基準を作ってくれるので、高い基準の環境を選ぶことが重要だと思います。あとは人脈ですね。優秀な同期など、一緒に働くことを通じて得た人脈は、生涯の財産になるでしょう。

牧野 そうだね。もし起業ではなくて就職という道に進むなら、ぜひベンチャーを選んでもらいたいな。ちなみに私が考えるベンチャーの定義は、創業者が存命であること、仕事の難度が高いこと、優秀な人材が集まっていること、の3点です。そんな会社に飛び込めれば、問題解決能力がとんでもなく磨かれて、30歳までに驚くほど成長できるよ。

香田 特に新卒の場合、厳しい現実に直面させてくれる会社がいいでしょうね。まさにワークスのインターンみたいなところ。

牧野 ワークスのインターンは、"就職してください"インターンではないので、まるでいやがらせのように難しいですよ(笑)。

塩田 そう。結構、社員の方とか、きつい感じを出してくるんですよね。

牧野 理不尽さは漂っているわけだけど、でも、それが大人の仕事だってことですよ。

塩田 ところで、これまでワークスの入社パスを獲得した人は何人ぐらいいるんですか?

牧野 3,000人から4,000人くらいじゃないかなあ。

香田 そんなにいるんですか!

牧野 海外の投資家に会ってワークスのプレゼンテーションをしていたら、実によくワークスのことを知っててね。なんでだろうって思って尋ねたら、なんと彼自身がワークスのインターンのパスホルダーだった。そんなふうに日本だけに限らず、世界も含めて、様々なところでワークスのインターンの卒業生が活躍してるんです。このネットワークは、素晴らしい財産だよね。

塩田 本当にそうですね。パスホルダーが一堂に会するような機会が持てたら最高じゃないですか。その人たちが集まって会社をつくったら凄い会社ができそうな気がします。

牧野 おもしろい! ぜひ2人が中心になって企画してよ。パスホルダー同士、よりよい社会づくりのために刺激しあってくれれば、こちらとしても嬉しいよ。

塩田 いいですね。ぜひやりましょう。

(対談の最後にアカツキの「a」のポーズ)



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