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業務のあるべき姿、ユーザーに提供すべき体験を描き、

それを実現するためのアプリを考える「カタログ設計」。

HR Div. 2008年新卒入社 S.T.

人事系システムのコンサルティングや開発に2013年まで携わる。第1号開発者としてプロトタイプ開発からHUEプロジェクトに参加し、人事系機能の立ち上げから開発に従事する。

カタログ設計の軸がブレなければ、技術の流行りに振り回されることはない。

【Q】エンジニアとして最も重要なことは何でしょうか?

【A】ワークスでは、人工知能型ERPシステム「HUE」の設計に「カタログ設計」という手法を取り入れています。現場のユーザー、一人ひとりが抱えている業務上の問題は何か、問題を解決した先の理想の状態・ユーザー体験はどうあるべきかを最初にデザインします。その理想の状態に近づけるための手段として、必要な技術を探してアプリに落とし込んでいきます。

最新技術を学び、それを業務に活かすのはエンジニアとしての醍醐味です。しかしそれに振り回されては、独りよがりの製品しか作れません。エンジニアとして使いたい技術や面白いと思う技術もありますが、それに振り回されないことが一番大事だと思います。

実は私自身は、HUEのプロダクトデザインと要素技術のR&Dの両方を経験しています。立ち上げ時にはカタログ設計、プロトタイプ開発といったプロダクトデザインを担当していたんですが、一度製品開発を離れて、要素技術の研究開発に数ヶ月携わっていました。

個別の要素技術に関する研究を行なったことで、達成したい目的から逆算して必要な要素技術をピックアップできるようになったんです。新しい技術を広く学んだことで、客観的な視点を得られたのかもしれません。エンジニアとして使いたい技術や面白いと思う技術もありますが、それに振り回されないこと。それが最も大切です。そして、その軸がブレないようにするための設計手法がカタログ設計なんです。最初に、ユーザーに提供すべき体験をしっかり見定める。だから、ブレることなく必要な技術が自然と決まってくるんです。

HUEではハイユーザビリティの前提となる一瞬の応答速度を実現するために、クラウド・分散処理・全文検索と言った技術を活用しており、さらなるユーザー体験を提供するAIに対しても機能化を進めています。でもこうした技術の採用は、あくまでもユーザー企業さんのニーズを満たすためのもの。たとえばAIというキーワードは最近バズワード化していますが、そうした流行とは関係ありません。ニーズを満たすより良い技術があれば、AIである必要はないんです。

記事の詳細:http://career.worksap.co.jp/hue_tech/ja/interview/sazaki/