SCM Div.
エンジニア T.M. 2011年入社
ポジティブシンキング
社内でも比較的新しいSIer向けのプロジェクト管理ソフトの製品開発に取り組むT.M.は、プロジェクト管理業務について右も左もわからないところから参画し、お客様の反応を見ながらトライ＆エラーを繰り返してきたといいます。
誠実に、お客様の期待値を上回る製品を目指す彼に、仕事をするうえで大切にしていること、やりがいを語ってもらいました。
T.M.私は現在、SI業界向けプロジェクト管理ソリューションの開発を担当しており、マネージャーとして13名程のチームを管理しています。SI業界向けのプロジェクト管理ソフトは、当社のなかでも比較的新しい製品であり、SI事業者のお客様が受注製作型のソフトウェアをつくる際に、受注管理・発注管理・原価進捗管理など、プロジェクトの始まりから終わりまでサポートできるソリューションです。
このなかで私は主にお客様へのヒアリングを通して、パッケージ実装方針を策定し、実行管理を行っています。最近では営業支援にも携わり、SI業界はもちろん、プロジェクト管理ニーズのある研究開発部門に製品デモンストレーションを実施するなど、製品成長のための業務を幅広く担当しています。
T.M.仕事を進めるうえで大切にしていることは、お客様に対して誠実であり続けることです。
私たちが開発する製品は、お客様の業務をよく知っていなければ良い物は作れません。そのため、お客様がどこに困っているか、きちんと聞けるような関係性を築き上げることが大切だと考えています。
新しい製品のため、ときにお客様にご迷惑をおかけする場面もありますが、お客様視点に立ったサービスを提供し続ける姿勢を示すことで、お客様がサポーターとなってくれていると感じています。お客様が製品に期待してくれているのを感じますし、こちらの意図を伝え、きちんとコミュニケーションを取ることで、問題解決時にも協力していただける関係をお客様と築いています。
T.M.現在担当している製品は、何もないゼロから作り始めるところから参画しています。
「プロジェクト管理」業務に関して、右も左もわからないところから開発に着手し、お客様とのレビューを実施しながらトライ＆エラーを繰り返しました。ときには当初設計ではうまくいかないことに気づき、大胆に作り直す決断をする勇気が必要なこともありました。多くの人が携わった製品が完成し、お客様が稼働したときに、皆でジュースと鯛焼きで乾杯したのは良い思い出です。
このような思い入れのある製品を提供するなかで、やはりサービスや製品機能がお客様の期待値を上回ったと感じられたときには、大きなやりがいを感じます。
たとえば導入時や営業支援の場面では、ソフトウェアを導入することで業務効率を改善、さらには仕事の仕方・文化を変えたいと思っているお客様の熱量を感じます。そのお役に立て、感謝の言葉をいただいたときはとても嬉しく思います。
T.M.自分のチームには、開発が好きなメンバーが集まっています。私は、開発者が書くプログラムの1行1行が製品力に直結し、最終的には会社の成長に繋がると考えており、締め切りとの戦いのなか、優先度と照らし合わせて都度最適な判断をしながら開発することが重要だと考えています。
チーム内では、自分たちの製品の伸びしろや、他社製品に負けないところ、今後の方向性を一緒に議論していますが、チームメンバーは色々な提案を積極的にしてくれています。
これからも、製品が強化すべきポイントや顧客が解消してほしい課題の本質をしっかり捉え、メンバーに熱意をもって伝えることで、より楽しく、より当事者意識を持ちながら成長し続けるチームにしていきたいと考えています。
