Profile
2012年に新卒入社。入社時からERPの固定資産管理システムの開発に携わる。
20代からマネジャーとして活躍し、現在は17名のメンバーをとりまとめている。
2021年に新卒入社。選考の中で社員の優秀さを感じたことから、成長できる環境だと思い、入社を決意する。
現在はグループウェア(ArielAirOne)のコンサルタントを担当している。
今回は「ワークスアプリケーションズ・グループで活躍する女性社員」をテーマに、開発部門のマネジャーとカスタマーサクセス部門のコンサルタントに話を聞きました。
Profile
―――お二人が普段している仕事内容とその魅力について教えてください。
S.H.私は開発部門に所属しており、ERP「HUE」の固定資産管理システムのライセンスオーナー(開発責任者)をしています。開発部門では、日々のお客様からのお問合せ内容や業界トレンドをウォッチしたり、実際にお客様先に訪問して現在の業務課題をお伺いしたりして、今後どのような機能を製品につけていくか、製品の理想像を考えて企画し、実際に製品に反映させていきます。
私は固定資産管理システム全体のロードマップを考え、全体の計画立案、進捗確認をメインで行っており、もう一段階細かい粒度での企画や実際にそれらを機能に落とし込んでいく開発業務はメンバーに担当してもらっています。
ワークスアプリケーションズ・グループでは企画から開発まで一貫した開発体制をとっており、チームで製品の今後の方針をデザインし開発できるところに魅力を感じています。
Y.Y.私はコンサルタントとして、グループウェア「ArielAirOne」の保守をメインに担当しています。私の仕事は大きく分けて二つあります。
一つ目は製品の機能紹介など、利用に際してのご不明点やお困りごとに対するサポートを行っています。
二つ目はお客様にグループウェアの機能を用いてお客様の業務改善をサポートすることです。 直近では、国外拠点を持つお客様の製品利用を推進するため、多言語対応をすべく、お客様のご利用状況をヒアリングしながらグループウェア内のアプリ改修等を行いました。先方が気付いていない課題含め改善を提案することで、お客様に貢献できますし、非常に喜んでいただけるので、そうした点をこの仕事の魅力に感じています。
―――現在マネジャーをしているS.Hさんへのご質問です。いつマネジャーに昇進されましたか。また、現在担っている役割についても教えてください。
S.H.当時のチームでは先輩たちが異動などで抜けていったこともあって、入社4年目の2015年に8人の小チームのマネジャーになりました。
もともと2年目からサブリーダーの役割を担当しており、プロジェクト管理など全体を取り仕切ることはやっていました。そのためマネジャーに抜擢していただいたときも不安はあまりなかったです。
現在は17人ほどマネジメントをしていますが、最大で30人くらい見ていたこともあります。
―――マネジャーになって苦労したことはなんですか?
S.H.マネジャーになりたての頃は人をマネジメントすることに苦手意識がありました。それぞれのメンバーに個性があるのに、人の強みや弱みを意識せず仕事を振ったり、ときには厳しくメンバーに接することもありました。マネジメントというよりも「タスクの管理」をしていましたね。
そんな自分の考えが変わるきっかけがあって、それが学生向けの長期インターンシップの講師をやったことです。私のミッションは20人程の学生の思考力を鍛えることでした。ビジネス経験のない学生に企業が抱える問題の解決方法を自分たちで導き出してもらう必要があったのですが、「考え方を教える」というのは非常に難易度が高かったです。仕事に関して右も左も分からない学生に対しどうプロセスを踏んで教えればいいか自分なりにかなり考えました。
まるまる1か月インターンシップの講師を担当して、個々人への理解を深める大切さやヒューマンマネジメントの大切さにこの時気づきました。
この経験が現在のマネジメントに生きていると思います。
―――入社2年目のY.Yさんに質問です。新卒で現在の部門に配属されたとのことですが、所属しているチームについて教えてください。
新卒社員の教育・フォロー体制はどうですか?
Y.Y.先輩方がとても手厚くサポートをしてくれています。
私は文系出身でITとは無縁の世界からワークスアプリケーションズ・グループに入社いたしました。
全体での新人研修後、現在の部署に配属されましたが右も左も分からない私でもOJTを通じて無事業務をこなすことができています。
非常に幅広い機能や領域をもつ製品を担当しているため、まだまだ専門知識が足りず分からないことも多々あるのですが、先輩社員が丁寧に教えてくれるため、非常に仕事がしやすい環境です。
あと仕事とプライベートの両立もしやすいチームだと感じています。
私はF1を見るのが趣味なのですが、連続で1週間有給取得して見に行ったことがあります。
事前に業務調整の相談をしたのですが、快く応じていただくことができ、非常に仕事がしやすく、新人が育ちやすい環境だと思います。
―――仕事でよかったことや達成感を感じたことはありますか?
Y.Y.元々は部門長が担当していたお客様を任せてもらうことになり、スキルセットの差があり不安だったのですが、具体的な製品機能や技術的な知見を少しずつインプットし、顧客の課題に沿った提案ができるようになったことで、先方の役員のアポイントメントをいただいたり、「Yさんの言うことなら信頼するよ」と言っていただくことが増えてやりがいを感じています。
営業職のように売上を上げる仕事ではないため、成果が数字で測りづらいのですが、お客様に価値を提供し、喜ばれるために小さなことでもコツコツ取り組んでいきたいです。
これからも製品知識・顧客理解を深めていき、より良い対応・提案ができるコンサルタントになりたいと思っています。
―――ワークスアプリケーションズ・グループでは女性社員も多数在籍しています。女性社員が活躍しやすい会社ですか?
S.H.この質問をされるまで働きやすさに性別が影響しているかどうか考えることがなかったですね(笑)。
つまり男性・女性に差はない会社なんだと思います。
女性だから昇格や昇進をさせないみたいなことは全く聞いたことがありません。
昔の時代は女性が結婚したら家庭に入るなどの固定概念があったのかもしれませんが、そういう考えの人がワークスアプリケーションズ・グループにはいないと思っていて、会社の風土からも性差を意識するようなことはないですね。
Y.Y.私も入社してから性差を意識したことはなかったですね。
同じ部門に女性のマネジャーもいますし、当然ながら待遇に差があるわけでもないので、女性だから不利だと考えることはありません。
チーム内は男性が多いですが、仕事はもちろん、コミュニケーションにおいても差はないと感じています。
―――職場の雰囲気を教えてください。
S.H.それぞれが裁量を持って、自由に仕事ができる空気感がありますね。開発部門ではシステムの機能の設計からチャレンジできる機会もあります。
もちろん分からないことがあればフォローしてくれる人がいるので、安心感もありますよ。入社前は個人プレーの印象が強い会社でしたが、入社してみると協力的な人が多くて良い意味でギャップを感じました。
また会社の風土として、「なぜこれをやるのか」目的と理由をはっきりさせる文化が根付いています。 そのため何かに取り組むときにも「疑問に思う点があれば気軽に聞いて欲しい」という声を上長からもらうことがよくあります。自分自身もメンバーに対してそのように接するようにしています。
Y.Y.私は10社ほどお客様を担当しているのですが、自分が担当コンサルタントとして旗振り役となるため、いろいろ意思決定する場面があります。
まだ自分一人で判断がつかないこともありますが、その時には上司や先輩社員がフォローしてくれるので、とても助かっています。
あと、立場に関係なく、新人でも改善提案などしやすい空気で、「出る杭が打たれる」みたいな雰囲気はいっさい感じることがないです。
―――一般的に、女性は昇進意欲を持ちづらい状況にあると言われています。女性が自分が望んだキャリアを実現するためにはどうすればよいと思いますか?
S.H.男女で元々の昇進意欲に差があるというよりは、年代が上がると、出産したり、介護だったりのライフイベントで、女性が家庭を優先する場合が多くなり、昇進意欲が削がれていくのではないでしょうか。
ワークスアプリケーションズ・グループでは仕事を中抜けして保育園に子どもを迎えに行く人がいたり、介護などの緊急対応時に早退する人もいるし、「WAP FAMOサポート」制度などもあって男女関係なくプライベートの融通が効きやすい環境なので、そうした環境があると女性も安心するのかなと思います。
※「WAP FAMOサポート」の詳細はこちらをご確認ください。
Y.Y.S.Hさんの言う通り、女性が家庭を優先する場合が多くなり、それが昇進意欲がなくなる・諦めざるをえない原因な気がします。ただ、社内ではライフイベントでキャリアを諦めているような人がいるようには感じていません。プライベートと仕事をうまく両立している人が多いですね。
ご家族の体調不良でお休みをとられても周りの方がフォローしてくれますし、私の部門では男性の部門長も育休をとっているので、周りもよりそういった制度を活用しやすくなっているように思います。
入社する前はドライな印象がありましたが、中に入ってみるととても温かい会社だと感じています。
そうした空気感があると女性もキャリアに向き合いやすくなるんじゃないかなと思います。
―――本インタビュー記事を読まれている求職者の方へ、メッセージをお願いします。
S.H.ワークスアプリケーションズ・グループは男性・女性に差は無いのはもちろん、多様性を大切にしている会社で、私自身さまざまなバックグラウンドを持った人に入社してほしいと思っています。
いろいろな視点から物事を考えれば、問題解決しやすくなるのでぜひ力を貸してほしいです。個性は潰されないし、個々人の気持ちを汲み取ってくれる文化があります。
ぜひ積極的にご応募ください!
Y.Y.ワークスアプリケーションズ・グループはネットから得られる情報と実際感じる会社の雰囲気に大きな差がある気がしています。
私自身も就職活動の当初は、ネットで調べた情報だけを見て、冷たい会社の印象を持っていました(笑)。しかし、実際に説明会に行ってみると社員の方は温かいし、実際入社してからもいろいろな人が仕事の困りごとを助けてくれました。S.Hさんも言っていましたが良い意味でのギャップが大きかったですね。
選考を受けるか迷っている方は、まず応募して、社員と直接コミュニケーションを取り、雰囲気を感じてほしいです!
プライベートも仕事も大切にできる職場環境ですか?
S.H.私がワークスアプリケーションズ・グループで気に入っているポイントは働く時間や場所に融通が効くところです。
私はあるアーティストの大ファンで、ライブに行くために全国各地を飛び回っているのですが、リモートワーク制度を活用して、実家やホテルで仕事をすることが多々あります。
ライブの時間によってはフルフレックス制度を活用して業務時間を調整させてもらうこともありますね。 もちろん成果を出すことが大前提として必要だと思いますが、プライベートの時間が作りやすい環境だと思います。
仕事面では一人ひとりが納得感を持って働ける風土です。
毎月全社で展開されるエンゲージメントサーベイ「Wappo!!」にコメントしたことに対して経営陣がレスポンスしてくれたり、半期に一度経営陣が方針を丁寧に説明する場もあります。
私は今の環境を最大限活用して仕事とプライベートを両立しているので、これからワークスアプリケーションズ・グループ以外で働くのは無理だなと感じることがよくありますね(笑)。
Y.Y.有給休暇の取得も推奨していて、趣味の時間をしっかりととれるので、メリハリをつけた働き方ができています。
仕事ばかりだとストレスが溜まってしまいますが、自身のやりたいことを尊重してくれるので、モチベーションが下がることはほとんどないですね。
S.Hさんの話にもありましたが、当社は「なぜこれをやるのか」目的と理由を明確にする文化があって、仕事の内容や方針で疑問に思う部分があっても先輩や上長がしっかり説明してくれるので、不満を抱えたまま業務を遂行することはほとんどないです。
※業務特性上テレワークができない職種もございます。
※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。