お客様の業務を止めない。そのために、チームでできることを全力で。
―――カスタマーサポート部門の業務について教えてください。
T.H.
カスタマーサポート部門の業務は、当社製品を利用されているお客様からの問い合わせ対応が主になります。
1日の流れはチームによって異なりますが、私の場合は朝9:30頃に勤務を開始して、10:00のデイリーミーティングで共有事項・相談事項の確認、進捗の確認・調整などをして1日がスタートします。
その後は、お客様からいただく問い合わせに対して、ときに開発部門と連携しながら対応しています。
問い合わせ対応以外の業務だと、問い合わせ対応の際に使うQ&Aを整備する、問い合わせ内容をもとにデータを収集して調査するといった対応をしています。
熊本オフィスのカスタマーサポート部門の社員は、基本的に9:30~18:30が勤務時間になっているので、その時間の中で勤務しています。どうしても問い合わせ対応が終わらない時は残業も発生しますが、遅くとも19:00〜19:30くらいには皆退勤している印象です。
―――Y.Gさんは、IT未経験からカスタマーサポート部門の実務にあたってみていかがですか。
Y.G.
私は週に1回くらいの頻度でオフィスに出社していて、それ以外の日は自宅からテレワークで勤務しています。
前職ではテレワークを経験したことがなかったので、正直コミュニケーションの面で不安な部分もあったのですが、実際に働いてみると、コミュニケーションをとりやすい環境が整っていてすごく助かっています。
たとえば、毎朝30分のデイリーミーティングで、チームリーダーがタスクの棚卸しを一緒にしてくれたり、チャットグループに投げた質問に先輩たちが積極的に答えてくれたり、フォロー体制が整っていて有り難かったです。当然質問して嫌がられるようなことはないですし、チャットの文面だけで分からないものは、その場でWEB MTGを繋いで直接質問することもありました。
それから、私の場合夕方にもデイリーミーティングの時間を設けてもらっていたので、1日の対応のなかで上手くいかなかった点を改めて確認するようにしていました。
他にも、定期的な1on1で直属の上司にあたるマネジャーとお話しする機会もあるので、業務の話以外にも、ちょっとした雑談や「このツール使いやすいよ」といった情報交換ができてコミュニケーションにメリハリをつけることもできています。
―――日々、疑問点を先輩たちに確認しながら解消できる環境があるわけですね。
Y.G.
はい。疑問点の解消に限らず、先輩たちのサポートは大きいと思います。
例えば、当社の評価制度(MBO-S)では、上司とすり合わせた目標に向けたステップを自分で進めていくのですが、その各ステップが目標に沿っているかというのを、チームリーダーやマネジャーと相談しながら進めていきます。
問い合わせ対応についても、自分の目標や既に自分が持っている件数を踏まえて「これ以上は対応するのが難しい」というラインをチームリーダーに伝えることで、必要に応じて調整してもらえる、先輩たちが一部を巻き取ってくれるなど、その時の状況に合わせたフォローのある環境だと思います。
T.H.
少し補足で…私たちの仕事で一番大事なのは、問い合わせへの回答スピード、つまりお客様の業務に影響が出ないように対応することだと思っています。
そして、私たちはチームで仕事をしているので、問い合わせを割り当てられている担当者が必ずしもその問い合わせをクローズしなくてはいけないというわけではありません。もし回答期日までに対応が間に合わない可能性が出てくれば、期日優先で他の人がヘルプに入ることは日常的にあります。
「回答期日(お客様の業務を止めないように)」を最優先に意識したうえで、間に合わない可能性があるならば早めに相談をするというのが仕事を進めるうえでの一つのポイントなのですが、Y.Gさんはこの辺りをおさえて早めにヘルプを求めるという動きができているので、周りもサポートしやすいのだと思います。
Y.G.
そうですね。
当社が目指していることは、お客様の課題を解決したうえで、お客様の企業価値向上に貢献することです。こういった当社の理念を踏まえたうえで、自分が「分からないこと」や「対応できないこと」を一人で抱え込んでしまうとお客様の課題解決に繋がらない可能性がある、と意識することが大事だと思います。そこを意識することで、必要なものは周りにヘルプを求める、相談をする、という動きに結びついてくると思っています。