さまざまなお客様の課題を解決するERPパッケージソフトウェア「HUE」
―――ERPパッケージソフトウェア「HUE」の魅力は何ですか?
T.T.
「HUE」は経理担当者や財務担当者にメインで使用いただく「会計分野を中心とするERPシステム」です。財務会計や管理会計、経費精算など数種類のシステムがあり、お客様の課題や目的に合わせて必要なシステムを導入いただいています。またシステムの中でも機能や用途がいくつもあるため、お客様の要望に合わせて必要な機能の設定をしていくことになります。
どの企業でも会計処理を行う必要がありますが、日本の商習慣は複雑で業種ごとに会計基準が違います。例えば、製造業の売上原価には経費を含むのですが、IT企業だと販売費及び一般管理費になります。そのため自社の会計基準を満たすシステムが見つけられず、自社でシステムの開発を行う企業も少なくありません。自社開発を進めていくうちに機能数が増えていき、システムがどんどん複雑化してしまいます。結果、社内でシステムを使用できる人が少なくなり、特定の人にしか管理できないシステムになってしまう恐れがあります。
こうした問題を解決できるのが「HUE」です。「HUE」は、これまで数千社を超える企業への導入で得たお客様の課題感やニーズを開発に生かしており、さまざまな業種で使える数千種類の標準機能を備えています。標準機能の中からお客様ごとに必要な機能を選択し設定を行えば、各社のニーズを満たした状態で「HUE」を使用することが可能です。また新しい機能が求められる時も、無償で機能追加を行います。その際に追加される機能は「標準機能」として盛り込まれるので、「HUE」を導入いただいているお客様全員に使っていただくことができます。
お客様からは「拡張性が高く、将来を見越して永続的に使えるシステム」「従来型の会計システムにない独自の思想に基づいてシステム構築している」などと評価していただいており、今後もお客様の期待に応え続けていける製品にしていきたいと思います。
※ERPパッケージソフトウェア「HUE」の詳細はこちらをご確認ください。
―――M.F.さんは社内認定制度である「HUE エヴァンジェリスト」の認定を受けていますが、ERPパッケージソフトウェア「HUE」が魅力的な製品だと伝わるよう営業活動の時に工夫していることは何ですか?
M.F.
まず前提「HUE エヴァンジェリスト」とは、製品・サービス・コーポレートカルチャーを理解したうえで、「HUE」の魅力を社内外に誇りをもって発信していく役割を担っています。
「HUE エヴァンジェリスト」の認定を受けるには「HUE エヴァンジェリスト制度」で定められている自社製品「HUE」に関する知識などを問う試験を受け合格する必要があります。
上からプラチナ・ゴールド・シルバー・ブロンズという4つのランクを設けており、私はこれまで培ってきた製品知識や、それを活かした社内外の広報活動、これまでの社外イベントへの登壇実績などが認められ「ゴールド」の区分認定を受けています。役割としては社内外への積極的な発信を行うことです。
私がお客様とお話しする時に意識していることは、お客様にもさまざまなバックグランドを持った方がいるので、説明する相手の職種や業界などお客様の属性やITへの理解度などを考慮して説明するようにしていますね。例えば、経理職の方と商談を行う際に「ERPパッケージソフトウェア」といったITの言葉に馴染みがないと想定される場合は、製品説明時にITの専門用語の使用はなるべく避け、たとえ話を多用しながらお伝えするようにしています。
また、当然ながらお客様のなかには費用を気にされる会社が一定数いらっしゃいます。一般的に、システム提供を行っている会社では、初回に概算で見積もり金額を提示することが少なくなく、その後必要な要件の擦り合わせを行っていくうちにシステムの標準機能ではお客様のニーズをカバーできず、追加で機能開発する必要性が生じ、最終的な見積もり金額が最初の金額よりも高くなる場合があります。最初と最後の金額で大幅な乖離があるとお客様に再度社内稟議を申請いただく必要が生じるなど手間を取らせてしまうことになりかねません。
T.Tさんが話した通り、当社は製品の標準機能が多く、お客様の要望をほとんど網羅しているシステムなので、追加で機能を開発する必要がほとんどなく、初回から正確な金額を提示することができます。
ただ「HUE」は決して安価なわけではないので、価格で勝負するわけではなく「そもそもお客様が解決したい課題は何なのか?」、その課題に対して当社製品を導入すると「どのような効果が生まれるか」に焦点を当てて営業活動を行うように意識しています。
―――ERPパッケージソフトウェア「HUE」をどのような企業に使ってほしいですか?
T.T.
当社は「私たちは『企業の生産性』』を高め、企業価値の拡大に貢献します」「私たちは『働く』の概念を変え、仕事をより創造的な活動へ変えていきます」というミッションを掲げています。業務プロセスを改善することで生産性を高め、事業をより成長させていきたいという想いを持った企業にぜひ導入してほしいですね。
日本の企業には、業務効率化を図りたいと思っているが、自社の業務プロセスが複雑なので、どのように改善していけばいいか分からず、生産性向上を諦めている企業も少なくありません。
当社は「HUE」の販売だけではなく、システムの導入支援や導入後の業務プロセスの改善提案も行う伴走型の総合的なサービスを提供することで、お客様の課題解決に貢献をしています。
時代の変化によってお客様の課題感やニーズも変化していくので、単発的な関係ではなく、中長期的にお客様と関係を構築していくことを目指しています。
―――ERPパッケージソフトウェア「HUE」導入後のサポート体制はどうなっていますか?
M.F.
T.T.さんが話したように「HUE」は標準機能の数が多く、大手企業の業務・機能要件の約90%を網羅しているプロダクトですが、より製品のメリットを引き出せるように、当社ではシステム導入後、お客様へのサポートも充実させています。システムを導入いただいても使いこなせなかったら意味がありませんからね。
お客様専用の問い合わせフォームや情報掲示板をWeb上に開設し、トラブル発生時のサポートを行っていることはもちろんのこと、数百を超える導入企業様からなるユーザー会にご参加いただき、各種分科会を開催しています。より一層製品を有効活用していただくため、私たちからの情報提供だけでなく、お客様同士の業務運用の意見交換の場を提供しています。
またお客様と当社コンサルタントが定例会議を実施し、安定したサービスの提供、製品の利用範囲拡大やコミュニケーションロスをなくすなどを目的に、常に相談できるパートナーとして、当社製品の更なる活用をサポートしています。
法律やルールはもちろんのこと、会社の状況や人が変われば、「HUE」の使用目的や求める機能も変わる可能性があります。お客様と定期的な情報交換の場を設け「HUE」の魅力がどのお客様にも伝わるようサポートメニューにも力を入れています。